主に加齢による頚椎椎間板の変性や頚椎の変形などが原因で、首から腕への神経の根元である神経根が障害され、痛みや痺れなどの症状が出ているもの。
- 首が痛い
- 腕が痛い、痺れる
- 片腕だけ痺れる
- 両腕とも痺れる
施術方針
神経根が炎症を起こしているうちは症状が強く出るため大変つらいですが、炎症がひいてくると痛みや痺れも落ち着いてくることが多いので、施術としてはその状態を目指して行います。
①首の筋肉を緩める
→首の筋肉が硬くなり、そのせいで首を動かす際の頚椎の動きも悪くなり神経に負担をかけていますので、まずは首の前後左右のすべての筋肉をマッサージや鍼などでほぐしていきます。
②背骨や肋骨の可動性を高める
→首の動きというのは首だけではなく背骨の上から下まで、つまり腰や骨盤までの動きや柔軟性も影響します。
背中や胸部、腰などの筋肉を細かく緩めていき、背骨の一つ一つが十分に動くように改善していきます。そうすることで頚椎の動きがスムーズになり神経や筋肉への負担が軽減されます。